性別に関係なく活躍できる
松鶴建設の現場の姿
井本 由紀
工事部
2015年入社
建築学科出身
村川 未央
工事部
2022年入社
地域資源創成学部
地域資源創成学科
出身
玉木 真帆
工事部
2023年入社
ビジネス実務学科
出身
鈴木 瑠衣
工事部
2023年入社
総合学科出身
杉山 香織
安全環境品証部
経営企画部
2004年入社
普通科出身
聞きやすい環境=
未経験者も活躍しやすい環境
まだまだ女性が少ない業界ですが、みなさんが松鶴建設に入社を決めた理由を教えてください。
前職はゼネコンで新築工事の現場監督をしていました。私が面接を受けた当時は松鶴建設で新築系の実績が無かったのですが、今後そういった工種も増やしていきたい!という会社側の熱意におされ入社しました。
私は大学で地域創生について学んでいたのですが、ちょうど就職活動時期に、長期間の工事が完了したばかりの橋を見に行く機会がありました。そこでモノづくり系のお仕事に魅力を感じ、建設業界を視野に入れました。
私の前職は医薬品を扱う、今とは全く異なる業種でした。転職活動の際、資格を取得し、自分の裁量を増やそうと思い派遣として松鶴建設に入りました。社員や協力会社の方々の人柄や会社の雰囲気に惹かれ、そのまま入社を決めました。
私も中途入社で、前職は全く違う業種です。この業界を知ったきっかけは、正直に言うと条件面でした。施工管理の仕事は比較的に給料も良く、公共工事の仕事なので完全週休二日制です。
様々な企業がある中で、松鶴建設に入社した決め手はありますか?
他社で面接を受けた際、聞きたいことがなかなか聞けない雰囲気だったんです。一方で松鶴建設はあらゆる質問に答えてくれて、事前に細かいことも教えてくれました。その際に男性が多い職場と聞いて心配もしていたのですが、井本さんをはじめ、女性技術者の方も多くいて安心したことを覚えています。
未経験からのスタートは大変だったと思います。当時を振り返るといかがですか?
最初は本当になにも分からず、図面も、業者さんとのやりとりもまったく分かりませんでした。ですが上司や先輩、時に業者さんにも質問をしながら、だんだんと理解できることが増えていきました。現場にいると全体の流れも見えてきますし。
点と点がつながる瞬間はありますよね。他の現場で学んだことが、活きていく感覚です。工種が多いこともあり各現場によって内容は異なりますが、共通する点も多いので、経験を繋いで応用していけるのが楽しいんです!
会社が成長するに伴いさらに雰囲気も良くなってきていると感じるし、社員も新入社員に対して優しい人が多いから、分からないことも聞きやすい雰囲気だと思います。
“安心感”と“快適さ”を
自分たちでつくることができる職場
この業界に入ってみて実際に感じたことや働きやすさはいかがですか?
やはり危ないイメージがあるようで、最初は母親から心配されていました。確かに怖いと思うこともありますが、事前準備をしていれば防げるものも多いので、実際にはそこまで毎日が危険というわけではありません。
毎朝の現場朝礼に加え、各現場で起きたヒヤリハットを共有するための全員参加の報告会を2カ月ごとに開催しています。そして松鶴建設は公共工事をおこなう会社なので、自治体経由で他社の事故事例も届くんです。そんな情報も見つつ、みんな日々気を引き締めて仕事をしています。
確かに公共工事だと「信用」も大切だからこそ、外部からも安全をサポートする仕組みが整っています。そう考えると、働いている側も比較的安心できる環境なのかもしれませんね。
「公共工事ならではの働きやすさ」という点だと、現在私がいる現場が「女性活躍モデル工事」というものに該当していて、事務所がとても綺麗なんです。トイレもウォシュレット付きですし、シャワー室まであります。
自治体からの指示書の中に「女性の働きやすい職場づくり」に関しての指示もあり、取り組まなければ減点、基準以上だと加点になるんです!
私が以前いた現場も「きれいな現場づくり」に力を入れており、事務所の内装だけではなく外装まで綺麗で快適でした。現在も女子更衣室や女子トイレがあります。意見を積極的に取り入れてくれる所長さんなので、当たり前のように設置してくれました。
現場のトイレって汚いイメージが強かったんだけど、実際に使ってみるとすごくキレイでびっくり!自治体が発注者だからこそ、女性活躍推進の風潮に合わせてサポートも充実しているんですね。
女性の強み、男性の強みを
共に生かせる現場づくり
女性が少ない環境で働いていて、何か感じることはありますか?
やはりパワーがいる仕事はなかなか大変だなと思います。重たい物を持ったり、力強く杭を打たなきゃいけなかったり。一人で頑張らざるを得ない時もありますが、お願いしやすい雰囲気もあるので、力仕事は男性にお願いしています。役割分担ですね。
逆に女性だからこそ役に立つこともありますよね。例えばマンションの改修工事だと、説明のため住民の方へ挨拶に伺うのですが、一人暮らしの女性やご高齢の方は、男性の現場員がチャイムを鳴らしても扉を開けてくれない場合があります。でも女性がいることで安心してくれたり、話しやすいと感じてくれたりする方も多いようです。
あとは女性が少ないので、職人さんたちに顔や名前を覚えてもらいやすいのもメリットだと思います。話しかけてくれる方も多いのでコミュニケーションをとりやすいですし、スムーズに仕事ができています。
女性社員同士でも、少ないからこそ団結感が生まれますよね。定期的に女子会も開催されるので、それぞれ現場が違っても寂しくはないです。
福岡本社にいる私も、東京支社の女性社員と個別に連絡を取ったり、社員旅行では一緒に回ったしました。日頃会えない東京の皆さんと色んな話ができてとてもうれしいです。
私も仕事のことで悩み事があった際には、年が近い女性社員に相談の連絡をすることが多いですね。
でも、本当はもっと女性社員が増えてくれれば、同じ現場内にも同性がいてさらにやりやすく、楽しくなるのになあ…とは感じています(笑)
確かに!今後さらに女性が現場に増えていくことで、性別関係なく働きやすい環境になっていきそうですね。
ライフスタイルに合わせて、
長く働ける会社に
「 女性の働きやすさ」という点で、会社としてのサポート体制はどうですか?お休みなどはきちんと取れていますか?
案件によって例外はありますが、基本的に公共工事なので土日は休めています。以前東京スタジアムの改修に携わった際は工期の関係で休めない時がありましたが、その分代休も取れましたし、なによりやりがいがありました。試合の中継やドラマのロケ地としてテレビに映されているのを見て、工事当時の状況を思い返すこともよくあります。
今は平日も比較的お休みを取りやすいと思います。上司がお休みを良く取る方なので、雰囲気としても申請をしやすいですよ!
基本的には定時で上がれています。所長さんが定時でサッと帰る方なので私たちも気兼ねなく帰れますし、むしろ残業していたら、「早く帰りなよ~」と声をかけてくれるくらいです。
普段のお仕事でも「休める時はきちんと休む」という雰囲気があるみたいですね。福利厚生面でいうと、私は実際に産休・育休を取得しましたが、人事としてみなさんにもそういった制度は積極的に活用してほしいと思っています。とはいえ私はバックオフィス。現場だと、周りに気を遣って取得しづらいのではないか…という心配もありますが、その点はどうですか?
ライフプランの事を思うと「子育てとの両立」は課題になると思っています。現場の男性社員でも子育てのために早く帰る方もいらっしゃいますし、上司も理解ある方が多い印象です。休みやすいという環境下なのであまり心配はありません。
「子供が熱を出した」といった突然の状況でも、周りでなんとかフォローして早く帰してあげようという雰囲気がありますよね。
会社の動きとしても需要をいち早く察知し、社員のライフスタイルが変わっても長く働き続けてもらえる仕組みを整えている最中です。現在、現場とオフィスをつなぐ「建設ディレクター」の設置検討もおこなっています。ゆくゆくは、自宅からでも建設ディレクターの業務ができるようにするなど、性別関係なく、社員それぞれの状況に合わせて柔軟な対応ができる環境をめざしているので、みなさんも気軽に相談してほしいです!
固定概念を捨てた先に出会える
好きな仕事と理想の職場
最後に、現在就職活動を頑張っている学生へ伝えたいメッセージをお願いします。
興味がないと思っている様々な業界でも、お話を聞くとその魅力に気づくこともあります!あまり自分の中で壁をつくらず、いろんな方にお話を聞いてみると良いと思います。
私も、以前は建設業界に入るなんて思ってもいませんでした。最初は分からないことばかりでしたが、だんだんと理解ができ、それもやりがいに繋がっているので、ぜひ視野を広く持って頑張って欲しいです。
いろんな人から話を聞くと、自分自身の好きなことや得意なことも見えてくると思います。そのうえで自分にあった仕事や職場を選んでみてほしいです。松鶴建設にはフレンドリーな方がたくさんいるので、入社後の相談相手にも困りませんし、人間関係などは心配無用です!
就職活動中には自己分析と並行して、自身に足りていない点を補う作業もおこなってみてください。あとはみなさんの言う通り、様々な分野での固定概念を捨てて興味がある企業については何でも聞いてみたほうが良いと思います!松鶴建設は「仕事も遊びも充実させたい!!」と思っている方には特におすすめの環境。「建設業」のイメージを払拭できる自信があります!少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひ一度お話を聞いてみてください。みなさんの就職活動のお役に立てますように…。